Vol.73

日本への本帰国に伴う、オランダ出国までの時間が
2週間を切った。
本来ならば『家中ダンボールの荷造り生活ラストスパート』
であるべきなのだろうが、実際はどうもそうはいかない。
昼間はなんだかんだと家にいることが出来ないし、
夜は夜でどーでもいいようなことに時間を費やしてしまっている。
ここへ来て、現実逃避したい気分になっているのも否めない。

さて、そんな中、多くの読者様の(いや、数人の)熱烈ラブコールにお応えし
今回、思い切ってこんな企画を立てることに相成った。

じゃじゃーーーん
題して、『裏 蘭まま』!!!

(びっくりマーク3個つけるほどのものでもないのだが)


今まで、「ねえねえ、いいじゃん」と言われ続け「まあ、いつかはね」と思いながら、
なかなか書けなかったこの企画。
『蘭まま』残り数回にして、今回やっと実現っっっ!!!

まあ要は『助平ネタ』よ。
ということで、あだるてぃーな今回は『18禁』で。


@『そこのオランダ人っ!!人前でいちゃつくんじゃねーっ!!』
オランダ人に限らず、西洋人はキスで挨拶をする。
口と口でぶっちゅーっとするというよりは、ほっぺとほっぺをくっつけて、
ちゅっちゅっと音だけ出す。
聞きようによっては、“舌打ち”の様でもあって、
「ちぇっこんなヤツに会っちまったぜ。あーあ」と
いうような顔つきでしている時もある。
でも私はやったことはない。

しかし、どう考えても、それは挨拶じゃねーだろ、というヤツを
所かまわずヒマさえあればやっている場合も多い。

スーパーのバイト同士がお客の面前で、信号待ちの横断歩道で
ディズニーランドの順番待ちの行列で。

そこまでするか、そんなところまで触らんでいいだろうが。
女も少しは嫌がったらどうだ。
ほら、「ちょっとやめてってばー」くらいの方がかわいいじゃないか。
まったくっ、子どもが見てるんだから。
おいおい、うちの子ども達、かたまってるよ、釘付けだ。
っていうか、あれ?あんたの彼氏、こっちじゃなかったの?
さっきと相手が違うじゃんか。
おいおい、そういう彼氏もー!!
その子はこの子の“彼氏”じゃないのかよー!!!って、

ええええええええええええええええええええええええっっっ???

子どもたち、まあせっかくだからよく見ておきなさい。
あーいうおにいちゃんたちをホ○っていうのよ。

あーあー、そこまでくねらせんでもいいっ!!
口開けるなーーーー!!
声出すなーーーー!!!!

っていうか、そーいうことはおうちでやりなさーーーいっ!!!

はぁはぁはぁ、、、、
まあ、オランダ人だしな。。しょうがないか。。

以前、日本から「昔オランダ人の彼氏と付き合っていました。」という
メールをもらったことがあるが、
「人前でいちゃつくことがいやだった。」そうである。。
結局彼氏は「泣いてオランダに帰った」そうだが。。。。。


A『オランダ人の尻』
一年を通じて日照時間が短いオランダでは、日光はとても貴重なものであって、
少しでもおひさまが顔を出したものならば、先を競って肌を出す。
特にこれからの季節、それ脱げ、やれ脱げ、何でも出せ出せ!!である。
日本で一昔前に流行った“へそだしルック”というやつはこちらの夏の風物詩でもあり、
どう考えても、無理があるだろー、と思われる彼女も
プルプルぶよぶよとお肉をふるわせながらへそを出している。
そういえばこちらのアイドル歌手もみんなお腹がぷるぷるで、
そこにへそピーなどしているものだから、
きっとすごく痛かっただろうな、、
あれだけの肉を貫通したのだからきっといっぱい血が出ただろうな、、
あとの消毒大変だろうな、、、と思わせられる。

へそだけならまだしも、たまに尻が出ている場合がある。
こちらの場合ほとんどのジーンズの股上がかなり浅く、
スリムで、すっきり穿きこなしている場合はとてもかっこいいのだが、
多くのオランダ人の場合、そういうケースは非常に少なく、
となるとどうしても、それは、尻にしわ寄せがいく。
かがんで何かを拾おうとしたり、
昔々の“うんちんぐスタイル”←(きゃーふるいっ!!爆)なぞしたものなら、
ちょっとお嬢さん、出てますよ、出てます、割れてますよ、うしろ。。
と声をかけたくなる。
そしてそれはかなり“幅広”であり、稀に通行の妨げになっている。
お嬢さんならまだしも、奥さん、の時や、おばちゃんっ、の時は勘弁してくれ、と思う。


少し話しは外れるが、ここ数年、海外では“漢字流行り”で、
Tシャツやアクセサリーにあしらわれている。
『愛』『福』などが多く『龍』とか『虎』などという威勢のいいのもある。
これらはまだまだいいほうで、
見目麗しいモデルのような女性が『御中元』と書いたTシャツを着ていたり
イケメンのマッチョな彼が着ているタンクトップに『台所』と書かれていたり、
日本でも有名なお店《ZA○A》に売っている
おしゃれなスタイルのジャケットに『青物横丁』と印刷されていたり、
金髪のすごくかわいい女の子が
「今日はピアノの発表会なの」と言って着ている
一張羅のワンピースに『パチンコ大放出 チャリリーーン』と書いてあったり。。。

まあ、そんな具合なのだが、(話を戻す) 


オランダ人は、背中の下の方、というか、腰の下の方というか、
「出てます、割れてます。」のすぐ上の位置に
タトゥーをしている人が多い。
これはまさに、“ここは出るもの、見せるもの”という意識からなのだろうが、
それは真紅のバラの花であったり、スパイダーであったりする。

しかしある時、ある女性がそこに『象』という漢字の刺青を入れたそうだ。

「ねえ見て、素敵でしょ?
これって、日本語で“エレガント”っていう意味なんですって。」
 
それって、“エレファント”だろうが。。。

B『オランダ人の位置』
オランダのスーパーには日本では見たことがないものがいろいろ売っている。
これはいったいなんだ??どう使うんだ???というものもあれば、
ふーん、こんなの使うんだーーーというものもある。

4年前、日本からあれやこれやと山ほど荷物を持ってきた中に
消耗品もたくさん含まれていたのだが、
消耗品は消耗されるものであって、(当たり前か)
とうとう使い切ってしまったある日、仕方なしにスーパーで初めて買ってみた。
(変な想像はしないように)

そしてそこに、月に一回出向くことになる。
「多い日用」とか「夜用スーパー」とか、
まあ、そんな感じのものがいろいろある。

品質的にはピンからキリまでのようだ。
と、並んでいる中に、“真っ黒”を主体としたデザインの箱があった。
清潔感を大事に考える商品で、“黒”っていうのもねぇ、、、
で、ためしに買ってみた。

見ると、それは“月に一回使用”というよりは、
“毎日どうぞ”というかんじの厚さ。
「パンティーライナー」というヤツのようだ。
しかしそれはパッケージのデザインと同じ、真っ黒で、しかも、なんと
すごくかわいい、レースの模様が一面に施されている。
「こんなんじゃ、ちょっとかゆくなりそうじゃんか」とか思いながら試着。
しかし、かゆくはならなかった。

それにしても、何で黒??何でひらひらレース???

で、当時習っていた英会話の先生(オランダ人)に聞いてみる。

「ああ、これはね、ほら、“そういう時”って、黒い下着をはくものでしょ?。
で、黒い下着に、突然っ、←(この表現が面白かった)
白い紙がついていたら、ダーリンが“oh!No!”って。
だと困るでしょ?だからなのよぉ。」

へぇ〜
ずいぶん気を遣ってるんですねぇ。。


後日、さらに不思議な物を発見。
その真っ黒レースライナーのかたちがどうみても不自然。

早く言えばこんな感じ▼。
ただし、すごーーくながほそーーい二等辺三角形なのだ。

どっちが前?どっちが後ろ?
でもさ、これじゃ、どう考えても用を足さないでしょ。

ママ友と試行錯誤の結果、出た結論
「オランダ人と日本人は、位置が違う」

かなり最近になってわかったのだが、
結局それは、Tバック用のパンティーライナーだった。
だから、超〜ほそながーい三角形だったのね。
でもやっぱり、わたしにはあれは使えないわ。

C『英語とオランダ語の勉強』
次日が休みで、たまたまダンナが出張などという場合、
子どもが寝てからの夜の時間がフリッツかーちゃんの至福の時となる。
ビール片手に日本から送られてきたお気に入りのビデオを
ソファに寝転びながら。。。
などとしていると、そのまま、zzzzzz.....
ビデオはすっかり「完」という羽目になる。

あわてて目を覚ます。
チャンネルは、普段ほとんど見ないオランダチャンネルが映っている。
こちらでは、まあ、だいたいそのくらいの時間に
それなりの番組をいろいろやっている。
どう考えても日本では放送できないような。

それらの番組はだいたい英語放送であって、
下にオランダ語の字幕が出ている。
不思議なことに、そういう時には、なぜか、かなり英語が聞き取れる。
さらに、それをオランダ語訳まで出来てしまう。
まさに有効的な語学学習の機会となる。

変な番組@
素人カップルで出場。数チームがいろいろなゲームで対戦し、勝ち抜き戦で競う。

ゲーム1
どちらかが、手には手錠、足に錘をつけ、檻に入れられ、深いプールに沈められる。
もう一人がその鍵をさがす。パートナーを救う時間を競う。
途中リタイヤは失格。

沈められた彼氏を救おうと、彼女は必死で鍵を探すがなかなか見つからず
彼氏はとうとうリタイヤ。

「おまえっ俺を殺す気かっ!!」
「もう少し我慢しなさいよっ!!!」


ゲーム2
生きたイモムシ入りのパイを食う。

生きた食用(?)イモムシがウゾウゾうごめくパイを
完食する時間を競う。
何でも、そのいもむしは、チョコレートの味がするらしい。

彼氏が挑戦。
ブルブルと小刻みに震えながら、口に入れる。プチプチと噛み潰す。

彼女爆笑する。

彼氏、何とか飲み込む。
二口目をほおばる。
しかし、噛めない。飲み込めない。

彼女大爆笑する。

彼氏、「おえっ」となる。
涙を浮かべる。

彼女、笑いが止まらない。

彼氏、思い切り吐く。
口の中を吐き出すのでない。
胃の中を嘔吐。
しっかりカメラとらえる。
モザイクもピー音もなし。

彼女、大大大爆笑。

彼氏、彼女殴打。
ぼかっ!!

彼女鼻血ぶー。

変な番組B

カップルで出場。公開番組。
初めにどちらかがやってきて、パートナーについての悩みや文句を
“裁判官”の前で、あーだこーだと訴える。
その内容のだいたいが「浮気もの」だの、「早い」だの、
「下手」だの、「アブノーマル」だの。
それについて、観覧しているお客は、ヒューヒュー言ったり、ブーブー言ったりする。
ひとしきり証言し終えると、今度はパートナーが出てきて、
それについての反論をする。

浮気ものだといわれれば、
「お前の胸が小さいからだっ!」
と反論する。
するとそれに対して
「これでも小さいっていうのっ!!!」と彼女がお客様にまずご披露。

怪しい熟女裁判官がジャッジを下すのだが、
だいたいは訴えられた方が負ける。
で、“刑罰”として、
「今ここで、彼女を満足させてあげなさい。」
女性が訴えられた場合は、「ここで一人でやりなさい」という場合もある。

判決が下ったあとには、なぜか、それ相応の照明と音楽が用意され、
それなりのショーが始まる。公開番組なので、ギャラリーは盛り上がる。
で、最終的にはびっくりするほどきちんと最後までやる。
ちなみにモザイクはない。

どう考えてもこのカップルはヤラセだな。

ちなみに残念なことに
オランダの番組はビデオにとっても日本では見られないそうです。

しかし、、
最後の最後に来て、フリッツさんの好感度が急降下しないことを願っているよ。

ちゃんちゃん。


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